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町碧海選手が２０２３年６月３０日をもって競技を引退することとなりました。

地元静岡県内の常葉大菊川高校を卒業し２０２１年にスズキに入社。２年３ヶ月という短い間でしたが大きな活躍をしてくれました。

【自己記録】
1500m　4分34秒57→入社後4分27秒19
3000m　9分33秒07→入社後9分22秒04
5000m　入社後5000mﾁｬﾚﾝｼﾞ16分06秒79

【主な成績】
2022U20日本選手権5000m2位
2022都道府県対抗女子駅伝4区(4km)区間9位※2人抜き
2023都道府県対抗女子駅伝4区(4km)区間11位※5人抜き

【町選手コメント】

『この度、競技を引退することになりました。競技の中で上手くいかないことや厳しいことも沢山ありましたが、会社の方々がサポートして下さったお陰で2年間活動を続けることが出来ました。

特に職場（四輪電装設計部設計支援グループ）の方々は試合や合宿があるたびに温かいお言葉をかけて下さりとても力になりました。本当にありがとうございました。これからは一社員として会社に貢献できるよう努めて参ります。』

【クラブよりメッセージ】
入社前、町選手（当時高3）には北海道千歳市でのチーム合宿に参加してもらいました。夏の北海道は、日本トップクラスで活躍する長距離選手達が多く合宿していましたが、町選手は初めての北海道合宿でも気負うことなく自分のペースで練習に励み、心身落ち着いた佇まいに頼もしさを覚えたのが第一印象でした。

入社後も変わらず、周りに左右されることなく自分の競技に集中できる強さは結果としてもすぐ現れ、自己ベストを更新し、レースでは常にトップ争いができる選手へと成長していきました。

2年目の2022年U20 日本選手権（5000m）では2位と全国区での大会で自身初の表彰台に上がる成績を残しました。

又、個人レースだけでなく、静岡県の代表として参加した「都道府県対抗女子駅伝」や「東日本女子駅伝」ではチームの中核として静岡県に貢献してくれました。

走った大会ではどれも大きく崩れることなく、今の力をしっかり発揮し勝負できる点はアスリートとして天性のものだと思います。一方で、足の故障にも悩まされ苦しみました。それでも毎日やるべきことをコツコツと積み重ねるところは町選手の強みでもありました。
まだまだアスリートとしての可能性を秘め期待もあり残念な気持ちもありますが、町選手のこれまでの活動に感謝し、これからは一社員として第2の人生を送る町選手を応援し活躍を祈念したいと思います。

また町選手とのご縁を作って頂き、高校卒業後もずっと応援続けていただいた常葉大菊川高校の八木本先生には心から感謝します。

最後に職場の皆様をはじめ、応援いただきました関係各位の皆様、ご家族の皆様、温かいご声援ありがとうございました。