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2025年1月26日(日)の大阪ハーフマラソンをもちまして安田共貴選手が競技引退となりました。

安田選手は2023年5月にスズキ入社，約2年間アスリートクラブ選手として活躍いたしました。

安田 共貴 選手

『この度アスリートクラブを退部し競技を引退することになりました。

中学から競技を始めて15年、スズキでは約2年競技をさせていただきました。

まさか私がこんなに長く競技を続けているとは思ってもいませんでした。

きつい事も多く大変な競技生活でしたが、とにかく人に恵まれ、たくさんの方に支えられて，好きな陸上を15年間最後まで楽しく続けられたことが何より幸せでした。

思い描いていた通りの競技結果を残すことはできませんでしたが、競技を通してたくさんの方に出会えたこと、チームメイトと目標に向けて切磋琢磨し合えたことは、かけがえのない経験となり私を成長させてくれました。

特にスタッフやチームメイト、職場の方々のサポートには大変感謝しています。

本当にありがとうございました。

今後は会社に残り、競技で培った経験も活かしながら業務に励みます。

在籍中は多くの声援ありがとうございました。

今後ともアスリートクラブの応援よろしくお願いいたします 』

コーチより

安田選手は福岡県出身，旧所属の九電工(株)を経てスズキに入社しました。

学生時代から全国高校駅伝や箱根駅伝で活躍し，2017年の全日本大学駅伝では総合優勝，学生日本一を成し遂げたメンバーの一人です。

2020年4月の九電工(株)へ入社後も，実業団駅伝や各種競技会，ロードレースで活躍しました。

2023年5月にスズキ入社後はケガや体調不良に苦しみましたが，潜在能力の高さ，才能あふれる走りでチームに新しい風を吹かせてくれました。

キャリア終盤となる2024年12月の防府読売マラソンは，ケガや不調で練習量が圧倒的に足りない中での出場でした。

その逆境の中でも従来の自己記録を大幅に更新，見事5位入賞も果たしました。

つかみどころのない一面もある選手ですが，ときおり放つ才能の輝きに大きな可能性を感じさせてくれる選手でした。

安田選手，走り続けた15年間おつかれさまでした。また新しい分野での活躍を期待しています。

安田選手へたくさんのご声援ありがとうございました。

心より御礼申し上げます。