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5月29日(日)にカナダ・オンタリオ州オタワで開催された、オタワマラソンに大石巧選手が出場しました。

今回、大石選手は初めての海外レース、2回目のマラソン挑戦となりました。

レースは1km3分前後のペースでペースメーカーが引っ張り、9名程で形成された先頭集団で狙い通りレースを進めていきました。大石選手も練習で蓄えてきた力を発揮し、先頭集団で順調に距離を重ねていきます。

27km付近でペースメーカーが外れるとレースが動き、優勝したSHIFERAW選手(エチオピア)がペースを上げて勝負を仕掛けると、大石選手は先頭から離されてしまいましたが、なんとか踏ん張り2時間15分50秒、8位入賞でゴール！

目標としていた2時間10分切り、MGC出場権獲得とはなりませんでしたが、初マラソンの防府読売マラソンから成長した姿を見せてくれました。今回目標達成できなかった反省を踏まえ、今後さらに成長し、次回のマラソンではMGC出場権獲得をできるよう練習に励んでいきます。

 

以下、大石選手コメント

『今回初めての海外レースで不安もあったのですが、練習はできていたので不安よりも楽しみな気持ちが強く現地での食事などもうまく対応することができたと思います。レース内容は予想以上にタフなコース、暑さと厳しいコンディションの中、ペースメーカーが抜けるまでは集団の中で余裕を持って走ることができていたのですが、30km以降は足が攣り嗚咽が止まらなくなり足も止まってしまい、かなり苦しいレースになってしまいました。今回のレースの課題をどう克服していくかよく考えて修正し、冬のマラソンではMGCの出場権を獲得できるようこれからも練習に取り組んでいきます』

※MGCとは、日本陸連が主催するオリンピックマラソン日本代表選考会のことで、2023年秋にパリオリンピック日本代表選考会として開催されます。MGC出場権獲得する為には2023年5月31日までに条件を突破することでMGC出場権を獲得することができます。

 

【大会結果】

1位　2゜06’04”　SHIFERAW Andualm　(ETH)

2位　2゜09’24″　Gelchu Adi Ali　(BHR)

3位　2゜09’50″　Shimoda Yuta　(JPA)

4位　2゜09’56″　Langat Leonard　(KEN)

5位　2゜13’27″　Mekonen Teshome　(ETH)

6位　2゜13’34″　Kent Justin　(CAN)

7位　2゜13’57″　Kangogo Albert　(KEN)

8位　2゜15’50″　大石 巧　(スズキ)